パオラ・ロマーノ(PAOLA ROMANO)
1950の画家であり彫刻家であるパオラ・ロマーノは、ローマで研鑽を積んだ。
1990年代にジェスチュアル・フィギュレーションを独自に研究、2004年以降は個展を次々と開催し、国際的なアートシーンでその名を知られるようになる。今日では、重要なパブリックおよびプライベートコレクションに彼女の作品を見ることができるほか、世界各地の美術館から展示のオファーが寄せられている。彫刻と向き合うことで、ロマーノは批評家やコレクターから高い評価を獲得した。とりわけ、ロストワックス鋳造という高度な技法で作られたブロンズに緑青加工を施した「スフィア」は名高いコレクションの一部に加えられ、この分野で最も権威ある雑誌にも掲載された。
2021年9月15日、ローマ郊外のモンテロトンドで永眠。