UPPER HOUSE 初アート展示会のお知らせ

UPPER HOUSE 初アート展示会のお知らせ

May 17, 2023HouseUpper

【𝐍𝐞𝐰𝐬】


この度UPPER HOUSEは

新たなライフスタイル提案を始めます。


日々の生活の中で、

絵画やオブジェをインテリアとして取り入れることにより

ワンランク上の美しく上質な時間と空間を演出します。


流行り物ではなく、一生もののアートとの出会いを、

ぜひ皆様に楽しんでいただきたいと願っています。


今回UPPER HOUSEでご紹介するのは、

イタリア現代アート界から

慎重な検討を経て選ばれた、新進気鋭の、

または既に名を知られている

アーティスト8名による作品です。


オリジナリティと勇気を持ち

個性や革新性を表現するこの芸術形態を、

洗練された日本のコレクターの皆様に

ご覧いただけることを楽しみにしています。


【𝐑𝐞𝐜𝐞𝐩𝐭𝐢𝐨𝐧 𝐏𝐚𝐫𝐭𝐲🥂】

Date : 5月18日(木)

Time : 5:00 – 8:00 PM

Place : 東京都渋谷区代官山町8-9 竜王ビル6F

“Italian Shapes and Figures”

この度UPPER HOUSEは、新たなライフスタイル提案を始めます。


日々の生活の中で、絵画やオブジェをインテリアとして取り入れることにより、ワンランク上の美しく上質な時間と空間を演出します。

流行り物ではなく、一生もののアートとの出会いを、ぜひ皆様に楽しんでいただきたいと願っています。


UPPER HOUSE CEO Joey

Exhibition Theme: Italian Shapes & Figures - イタリアの姿と形 -

この度の展示会は、自国の新しい才能に注目しながら、フィギュラティヴ・アートの振興に世界規模で取り組むイタリア企業LamaroArte(ラマロアーテ)とのコラボレーションによって生まれました。


日本とイタリア、東京とローマは、地理的には遠く離れていながらも、歴史に対する感性や、過去の様式を尊重しつつ未来を見据える力においては互いに近い存在です。


今回UPPER HOUSEでご紹介するのは、イタリア現代アート界から慎重な検討を経て選ばれた、新進気鋭の、または既に名を知られているアーティスト8名による作品です。

オリジナリティと勇気を持ち、個性や革新性を表現するこの芸術形態を、洗練された日本のコレクターの皆様にご覧いただけることをとても楽しみにしています。


Reception Party:

Date : 5月18日(木)

Time : 5:00 – 8:00 PM

Place : 東京都渋谷区代官山町8-9 竜王ビル6F

Art Collection

OUR ARTISTS

フィリッポ・スコルクッキ(FILIPPO SCORCUCCHI)

フィリッポ・スコルクッキは、デッサン、絵画、さらにはサウンドの創造も手掛ける多才なアーティストだ。

ローマで生まれ育ったスコルクッキは、やがて自らの創造性に目覚めると、素材の質感と色彩を融合させた抽象的な作品を作り始めた。ジェスチャーや偶然性を作品の基盤とし、特に目指しているのは表面の追究である。

具象的な表現を意識的に排除した作品は、形、色、線に重きを置いた実験的なものともいえる。その狙いは外部世界を表現することではなく、感情や視覚的な刺激を喚起することにある。作品には青、赤、白、黒が好んで用いられ、自然で、ときに鮮やかな色調を生み出す。また、ジュート袋、糸、天然ファブリックなど、従来にはないリサイクル素材も取り入れている。

シルビア・スカリンジェラ(SILVIA SCARINGELLA)

1986年ローマ生まれのシルビア・スカリンジェラは、カッラーラ美術アカデミーの彫刻科を卒業した。2014年に日本の岩手大学に留学した経験は、彼女の言葉や思考に影響を及ぼしている。その彫刻は動物の世界を称えたもので、人々の意識を高める重要な役割を作品に託すことも少なくない。例えば、気候変動をユーモラスに表現した「ペンギン」の作品には、環境危機を代弁する意図が込められている。「鳩」は光の、「烏」は暗闇のシンボルである。さらに、貴重で耐久性のある大理石は、堅固なもの、変わらないものの象徴であり、それを素材として選択することにより、世界の永遠性、力、偉大さを表し、社会や環境に関わるメッセージ性を高めている。



マッシモ・ペナッキーニ(MASSIMO PENNACCHINI)

マッシモ・ペナッキーニには、「タンゴの画家」という異名が与えられている。「タンゴ」をテーマとするクリエイティブな刺激と強烈な体験に満ちた具象画は、間違いなく彼の代表的な芸術作品である。人種の統合、コミュニケーション、情熱、そして官能が、彼の作品の重要な要素である。

世界最高のアルゼンチンタンゴダンサーであるミゲル・アンヘル・ゾットとの出会いによってパートナーシップが生まれ、世界各地の主な劇場でこの偉大なアーティストとのコラボレーションが実現している。また、「アイドル」と題する一連の作品は、過去と現代のアイコンたちをポップに蘇らせて対話をさせようとするものである。大理石の彫像の白い肌は、ペナッキーニの絵画とアイコンの象徴からなるテッセラのモザイクで彩られている。彼が「振動」と呼ぶ巧みな筆さばきやヘラ使いによって彫像の不動性が変容し、新たな生命が吹き込まれる。支持体にはキャンバス、アルミニウム板、プレキシガラスが使われている。かくして「ダビデ」は「ミッキーマウスとドナルドダック」、「ヴィーナス」は「ミニーマウスとドナルドダック」という、現代を象徴するアイコンたちと対話し、交流する。


ファビオ・ピエトラントニオ(FABIO PIETRANTONIO)

1966年にトリノで生まれたファビオ・ピエトラントニオには、アートの血が流れている。色と形、そして感情のハーモニーを伝えるべく、彼が使用するのは有機的な素材である。ピエトラントニオは人間と自然との極めて重要なバランスの物語を伝えようとしているのだ。広く世界を旅する中で、彼はオーストラリアのアボリジニやネイティブ・アメリカンのスピリチュアリティに触れ、慌ただしい現代生活によって生じる不安を自然との触れ合いが払拭してくれることを学んだ。

その陽気で気さく、活動的な人柄は、葛藤や不安、実存的緊張を作品に注ぎ込むような無口で苦悩するアーティストというステレオタイプとはまったく正反対である。


ヴィットリオ・カンパナ(VITTORIO CAMPANA)

1990年生まれのヴィットリオ・カンパナは、ローマで写真を学んだ。幼い頃からイメージの芸術性に惹かれ、その情熱は彼を写真と映画の世界へと導いた。数々の映画やテレビの撮影現場でキャリアをスタートしたカンパナは、まもなく写真に専念するようになる。幾何学は、それが人工的な建築要素であれ自然界に見られる何かの痕跡や溝であれ、カンパナの心を捉える。写真の意義が光による描写にあるとすれば、カンパナは光と影を使って芸術的なビジョンを表現する。そこでは、光が影に、影が光になる。透明な支持体であるプレキシガラスを使用することで、視線はプリントの平面を超えることができる。光の作用によって被写体が第二の平面に投影され、見る者の前に従来とは異なる斬新な作品へのアプローチが開かれる。建築、自然、彫像は、彼が最も好むテーマである。


ヤコポ・マンディク(JACOPO MANDICH)

1979年生まれのヤコポ・マンディクは、ローマ美術アカデミー彫刻科の出身である。ウルビーノおよびトリノの美術アカデミーによる専門ビエンナーレに参加したほか、イタリア人アーティストとして初めてロシアのエカテリンブルグ現代美術ビエンナーレに招かれた。マンディクは、記憶の次元から想像の次元へと常に揺れ動く関係性の中で、人間の記憶と純粋な現実の対比を考察している。

パオラ・ロマーノ(PAOLA ROMANO)

1950年生まれの画家であり彫刻家であるパオラ・ロマーノは、ローマで研鑽を積んだ。

1990年代にジェスチュアル・フィギュレーションを独自に研究、2004年以降は個展を次々と開催し、国際的なアートシーンでその名を知られるようになる。今日では、重要なパブリックおよびプライベートコレクションに彼女の作品を見ることができるほか、世界各地の美術館から展示のオファーが寄せられている。彫刻と向き合うことで、ロマーノは批評家やコレクターから高い評価を獲得した。とりわけ、ロストワックス鋳造という高度な技法で作られたブロンズに緑青加工を施した「スフィア」は名高いコレクションの一部に加えられ、この分野で最も権威ある雑誌にも掲載された。

2021年9月15日、ローマ郊外のモンテロトンドで永眠。


ヤコポ・トゥルファ(JACOPO TRUFFA)

ローマ出身の若手彫刻家ヤコポ・トゥルファはこう述べている。「テクノロジーが私の彫刻の手法に変化をもたらしたのは確かです。木という現実に三次元としてあるものを彫刻することから、コンピューター画面のような二次元のものを支持体としてデジタル形式のモデリングを手掛けるようになったのです。それぞれの作品は、シリーズの一部であると同時にまったく固有のものでもあります。つまり完成した作品は、人間と機械、手作業と機械作業、独自性と連続性を統合したものなのです」。トゥルファのアーティストとしてのキャリアは、ローマ美術アカデミーでセットデザインを学び、彫刻家アルフィエロ・ネーナのアシスタントとセットデザイナーの仕事を並行して行うことから始まった。彫刻から映像制作まで幅広く手がける彼の創作活動は、3Dプリントが誕生したデジタル化の時代にこそ最も完全な形で実現し得るものである。


お問い合わせ:03-6809-0889 



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